これからの相続、法律改正等
目次
手続名 | 手続の 内容 |
中尾パートナーズ 取扱業務 |
---|---|---|
相続関係の確認、掌握 |
戸籍書類の取得、 相続関係図の作成 |
〇 |
遺言の作成 | 公正証書遺言・自筆遺言の作成 | 〇 |
生前贈与 | 税理士と共同で贈与内容を検討し実施する | 〇 |
資産の不動産化 |
提携ハウスメーカー・金融機関を ご紹介 |
△ |
不動産の売却・整理 | 提携不動産業者をご紹介 | △ |
土地の分割(分筆) | 土地を切って将来の相続の準備を行う | 〇 |
収入・支出の把握 |
現在の家計収支、 お金の出入りの確認 |
〇 |
年金受給額の計算 | 将来的な受取年金額の計算 | 〇 |
家族信託 | 税理士と共同で家族信託案を作成 | 〇 |
リバースモーゲージ |
お住まいを担保に 提携金融機関から 老後資金を取得 |
△ |
施設・老人ホームの調査 |
将来の入居施設の 検討 |
〇 |
任意後見契約 |
特定財産の処理・ 管理方法を計画して 委任 |
〇 |
デジタル終活 |
デジタルデータの 消去等 |
× |
〇:中尾パートナーズでのお手続
△:中尾パートナーズと提携企業が共同でお手続
手続名 | 手続の 内容 |
中尾パートナーズ 取扱業務 |
---|---|---|
死亡届の提出 |
該当役所に 書類を提出 |
〇 |
年金受給停止手続 | 死亡者の年金を停止 | 〇 |
遺族年金の請求 |
残されたご家族へ 年金を切替 |
〇 |
未支給年金の請求 | 死亡月の年金の請求 | 〇 |
健康保険・国民保険停止 | 資格喪失届の提出 | 〇 |
準確定申告 | 提携の税理士法人をご紹介できます | △ |
引き落とし 口座の変更手続 |
公共料金等の 引き落し変更 |
× |
高額医療費 払い戻し 申請 |
医療費還付の手続 | △ |
相続 諸手続 |
相続人の確定・戸籍書類の取得 | 〇 |
公正証書遺言の検索(遺言が無いか探します) | 〇 | |
自筆証書遺言の検認手続 | 〇 | |
財産、預金口座の 調査、出金手続 |
〇 | |
法定相続情報一覧図の作成 | 〇 | |
相続放棄手続 | 〇 | |
遺産分割協議書作成 | 〇 | |
自動車の 名義書き換え |
〇 | |
不動産の相続登記 | 〇 | |
生命保険金の 払戻手続 |
△ | |
相続税の 計算・申告 |
提携の税理士法人をご紹介できます | △ |
空家問題の解決 |
提携不動産業者を ご紹介できます |
△ |
復氏の 届け出 |
婚姻前の氏名に 変更する |
○ |
このケースでの家族信託をする
メリット
家族信託 | 法定後見 | 任意後見 | |
---|---|---|---|
対象財産を活用できる | 〇 | × | × |
本人死亡まで終了できない | × | 〇 | 〇 |
費用がかかる | 〇 | 〇 | 〇 |
財産を安全に管理できる | △ | 〇 | △ |
裁判所の許可が必要な場合がある | × | 〇 | △ |
遺言の代わりになる | 〇 | × | △ |
将来増加した財産も対象になる | × | 〇 | △ |
生活全般に影響する | × | 〇 | △ |
家族信託には後見制度を補完する機能があります。財産の一部を対象にすることができ、承継方法も決めることができるので、遺言の代わりとしての役割も持たせることができます。
ただし内容の決定には将来的な展望や税務的検証も必要であるため、ご相談・お問い合わせは中尾パートナーズへお寄せください。
特徴やメリットなど
具体例で説明すると:
「被相続人が所有していた建物と預貯金2,000万円に相続が発生した場合」
これまでであれば、配偶者が居住を継続するために建物全部を相続する場合も多く、その分預貯金の相続分が少なくなることにより、生活資金に心配が生じることがありました。
また、建物を相続した配偶者自身にも近いうちに相続が発生することも多く、その際に、また不動産を相続せねばならず、結果的に余計な費用や手続きが必要でした。
これらが、配偶者居住権の導入により、居住する権利を規定の計算方法により500万円や1,000万円等に換価して相続できることになりました。配偶者は建物全部を相続するより低い価額を相続するため、他の資産や預貯金等も多く取得できるようになります。
子どもが建物を相続する場合も、「居住されている」という、負担がある建物と評価されるため、価額は低くなり、その分他の財産の取得範囲が広がります。
また、居住している配偶者が亡くなっても相続する必要はなく、建物を使用したり迅速に処分したりすることが可能です。
※注意:配偶者居住権については、“これから”の制度でもあり、価値の評価方法が複雑で課税関係も明確でないため最新情報に注意する必要があります。